- 不眠
- 布団に入ってもなかなか寝付けない入眠障害。ストレスや高血圧などの原因がありますが、漢方的にはそれ以外にも水の流れが悪い痰濁タイプや血の働きが悪い血虚タイプなども原因と考えています。また、店頭ではマイスリーを服用中の方もよく見受けられます。睡眠薬を飲んでいるのに眠れない人は、体の気血水の巡りを改善することでよく眠れるようになります。
- 夜中に再々起きる・眠りが浅く少しの音ですぐ目が覚める・夢が多いなどの原因は、ストレスや高血圧や夜間頻尿なども関係します。
高血圧の方で、夜何回かおしっこに行った後に眠れるようになるのは、夜間の血圧が上がっています。おしっこで血圧を下げている状態なので、夜間に血圧が上がらないように漢方薬で血圧を安定させておくと、夜中に起きる回数が減ります。
夜間頻尿で再々目が覚めるタイプの人は、腎臓・膀胱を強くしたり、冷えをとったりする漢方薬で頻尿の回数を減らせばグッスリ眠れます。
ストレスで眠れない人は、ストレスを緩和する漢方薬で睡眠が変わってきます。
その他にも漢方的に血虚体質の人は肝臓の働きが悪く、夜中でも体温が高いので再々目が覚めます。血虚体質を改善することで中途覚醒がよくなります。
- 起きようとする時間よりも2時間早く起きてしまう状態。ストレスや加齢などが関係します。ストレスを緩和する漢方薬もありますし、加齢に対応する漢方薬もあります。加齢だからと諦めずに良い睡眠をとる方法はあります。
- 睡眠薬を飲んだので時間はしっかり寝たはずなのに、朝起きた時体がだるいという相談があります。睡眠薬での眠りはあまり良い状態の脳波になってないので、浅い眠りになり、疲れがとれにくいのです。脳波を良くして深い眠りをとると、疲れがとれます。「服用前と後で同じ時間しか寝れなかったけど体の疲れが全然違う!?」という喜びの声をよくいただきます。