おはようございます。
サン薬局の福山です。
私ごとですが、先日誕生日を迎え一つ歳をとりました!
「若く見えるね」と言われることが嬉しいここ近年です。
まあ、めったに言われませんが(笑)。
歳を重ねても、今までと同じようにいろんなことにトライしていき
たいのが願いなんですが、よく「歳のせいで〇〇が出来なくなった・・」
「若い時は全然平気だったのに、歳のせいかしら。。」という声を
良く聞きます。
古代ギリシャの哲学者、アリストテレスはこう言いました。
「老化とは乾燥への過程である」。
赤ちゃんの時は、みずみずしく水分が豊富です。
新生児では体の約75%が水分、子どもでは約70%。
ところが成人になると約60~65%、
老人では50~55%になってしまいます。外見もハリが
失われ、しわが増えますが、体の内側も加齢とともに水分が
失われていくんですね。
この歳と共に失われていく潤いを、
中医学では「精」という言葉に置き換えて考えます。
ちょっと難しいのですが、「精」とは人体すべての物質の
基本となり、生命活動のエネルギーとなります。
「精力つけないと!」とよく言いますよね。
また、生殖機能に作用し、妊娠や出産の機能を維持したり、
子供の成長や、成人以降の老化スピードにも関係が深いのです。
どこかのコマーシャルで、女性は7の倍数で変化するってあり
ますよね。中国の古い医学書でも、女性は28歳で「精」が最高に
充実し、35歳くらいから老化が始まる。。とあります。
歳のわりには疲れる、白髪が多い、物覚えが悪くなった。。という
のは、もしかしたら水分=「精」不足が原因かもしれませんよ。
漢方薬だと「補腎薬」というものを用います。
「補腎薬」にもいろいろ種類があって、そのなかで体質にあった
ものをチョイスします。
私も「若く見られる」ために(笑)、そして年齢以上にエネルギッシュ
に活動する為に補腎薬をずーっと飲み続けています。
最近はコレ。
どろっとした練り薬で、お湯に溶いて飲みます。
冬の乾燥対策にも!
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